How to use
#5
使い方
タイルの使い方
カラフルでいろいろな形のタイルは、建材として壁や床に張ったりするだけでなく、
写真立てを飾ったり、タイルクラフトとして作品を作ったり、アクセサリーにしたりと、多様な使い方で幅広く使っていただけます。
色が劣化せず、水に強く、幅広い色や形が揃うタイル。焼き物らしい素材を生かして、いろいろなアイデアでお楽しみください。
ここでは木製トレイにタイルを貼る方法をご紹介します。
01
用意するもの
・タイル
・タイルを貼りたいもの(写真は木製トレイ)
・木工用ボンド
・目地材(ホームセンター等で購入可能)
・雑巾
・スポンジ
・マスキングテープ
・水
・ゴムベラ
・目地を作る入れ物(汚れていいもの)
・つまようじ、ピンセットなど
02
手順
① デザインを考える
② 接着剤でタイルを貼る
③ 目地を作る
④ 目地を詰める
⑤ 目地をスポンジで拭き取る
⑥ 仕上げに乾拭きをする
Step
1
最初にデザインを考え、タイルを仮置きしてみます。
色や形、並べ方、いろいろ試して世界にひとつのデザインを考えてみましょう。
Step
2
デザインが決まったら、
タイルの裏に木工用ボンドを塗って置いていきます。
爪楊枝やピンセットで位置をきれいに整え、貼り終えたら十分に乾かします。
(塗りにくかったら、トレイ側にボンドを塗ってもOK)
Step
3
ボンドが十分乾いたら、タイルの周りをマスキングテープで保護します。
目地材を汚れてもいい容器に入れ、少しずつ水を入れながら、ヘラでしっかりかき混ぜます。
硬さは、耳たぶや柔らかめのお味噌くらいが目安です。
Step
4
目地材を詰めていきます。
ヘラを使って、タイルとタイルの間や隅にきっちりと詰めていきます。目地材が足りない場合は、乾く前に目地材を作り、適宜追加して作業を続けます。タイルの上が汚れていても後で拭きとるので大丈夫です。
Step
5
およそ15分後、目地が半乾きになったところで、
余分な目地材を濡らしたスポンジで拭き取ります。
この時、タイルのエッジが見えるように拭き取ると、仕上がりが美しくなります。
一度にすべての目地を拭き取らず、少しずつていねいに拭いてはスポンジをすすぎ、きれいにしていきましょう。
Step
6
目地の拭き取りが終われば、あとは完全に乾燥させます。
目地が崩れないように、マスキングテープを剥がし、仕上げに乾いた雑巾でタイルを拭いたら完成です。
03
接着剤は何を使う?
- アクセサリーを作る時など金属とタイルをくっつける →用途に金属と陶器が含まれている接着剤(例:セメダインスーパーXやコニシSU など)
- 木材に貼り付ける→木工用ボンド
- 濡れたり熱くなる可能性がある小物で使うなら、熱に強く外でも使える接着剤
- 本格的に壁のリフォームなどにタイルを張る場合は、タイル用の接着剤
用途によって、使い分けてください。
04
目地(めじ)ってなんであるの?
「目地が汚れる」と嫌われ気味ですが、大事な役割があります。
- 下地の収縮を吸収するため
- タイルの寸法誤差を調整するため
- 接着の補強
- 汚れを防ぐ
- 意匠的に美しい
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